たいすうらせん

夏の珪藻セミナーに出ていた時、自分のサンプルからなかなか完全な形の珪藻が出てこず、先輩に見せもらった完全な珪藻を見て「対数螺旋的花様(中国語)」と言った事があり、その後完全な海水性種珪藻を探す事に必死で、模様の事なんて何処かに消えていた。

12日の京都新聞の「数学で”解く“生物美」という記事は、対数螺旋の事が書かれてあった。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20101112000020

先ず記事内容よりも先に写真が目に入り「海水種コアミケイソウだ」と直ぐに思えた自分に対して珪藻研究も少しは進歩したなとちょっと感じました。

私以外にも、たいすうらせん模様だなと同じような事を思った人はいるはず、そこに着眼し考えた人が勝ちなんですね。


↓↓私が持っている淡水性種珪藻の化石、左上の小さいのは壊れています。丸いのは完全な形で約10μm


県立琵琶湖博物館の珪藻図鑑
http://www.lbm.go.jp/ohtsuka/atlas/index.html