Lenticular Clouds

写真を見た時に、山はMount Rainierだと直ぐに解ったのですが、
何雲?と思い調べてみたら、レンズ雲(Lenticularis)というらしい。
和名だと、傘雲・笠雲。上空の気温が低い時に現れる雲で、天候が悪くなる前兆だと。

この写真は、NASAのアプリに、Astronomy Picture of the Dayというコンテンツが有り、
幅広いジャンルの写真を日々アップロードしている中の一枚です。


Mount Rainierは富士山や羊蹄山と同じ成層火山、シアトルに移民をした日系人
からは郷土富士として「タコマ富士」と呼ばれています。

小さな揺れ

家で本を読んでいたら小さな揺れを感じ気象局の地震速報を見たが、、、16分後に報告が掲載された。
時間、21時40分30.4秒
震源地、23.8N、121.5E
震源の深さ、18.2Km
規模(Richter magnitude scale)、4.7ML
震源地は、花蓮市から南西へ25kmぐらい行ったところ。
琉球海溝の西側と言ってもいいかな、フィリピン海プレート(岩板)が、
ユーラシア陸側プレートの下に沈む辺り。



プレート境界は、ほとんど固着せず巨大地震を起こすひずみは蓄積されにくいと
考えられているので、巡検の時に先生が「巨大地震は起きないよ」と学部生に説明をしていた。
ん、でも、基本的な仕組みは南海トラフと同じだと思うと、巨大地震が
起きないよと断言しにくいと、私は考えている。

過去の記録を調べたいが、台湾の清朝時代の古文書には地震記録が無いそうで、
当時の都が台湾の西の台南だったから山を越えた東側にヒトが住んでいない上に
政府の管轄外だった為、仮に地震被害が有ったとしても、記録が残りにくいと
いう事が理由の一つ。



台湾内での歴史記録の乏しいねぇ、その当時の諸外国で記録が残っている事は
ないんだろうか。例えば、異人さんがたまたま台湾に来ていて、地震に遭遇し、
帰国後に記録(日記)として残しているとか。。。


そういえばこの地震、台北の規模は1MLだった。

秋晴れ

湖沼フィールドも終わり、二ヶ月間滞在していた九大からの短期留学生も帰国をし、
久し振りの自分時間の週末なのに、金曜日から体調を崩して寝込んでいる。

思えば10月はほとんど台北に居らず地方へ出掛け、フィールドに行くが
多忙過ぎて結果をまとめられず、焦る。
昨日は名大からの来客の質問にきちんと答えられず、
「全く学生はこれだからね〜」と飽きられ、そんな中、一ヶ月前に採取した
堆積コアの年代が出て、順番通りの年代になっていない箇所、どんな
イベントが起こったのかを、寝込みながら、部屋から秋晴れの空を見上げながら、
考える週末となってしまった。




キャラ弁は作った事はないが、これなら作れる気がする
http://portal.nifty.com/kiji/121102158190_1.htm
猫料理(デイリーポータルZ)



ドイツの22の大学・研究機関が北京で博士課程説明会を行います。
http://www.research-in-germany.de/phdws2012
説明会に行ってみたい。

原住民地区のお天気予報

週末から4日間ほど湖沼フィールドに付き合う事になり、お天気予報を
調べてみたら原住民地区用のお天気予報ページが有る事を知った。
○○族、と書かれた部分をクリックするとお天気詳細に加えて部族の簡単な紹介も書かれている。


http://www.cwb.gov.tw/V7/forecast/entertainment/tribes/

巡検1

10月12日〜15日まで地質学科の学部二年生の巡検にTAで行っていました。
TAなので質問をされる事も多く、フィールド先のプレート境界については
答えられたけれど、鉱物については答えられないので先生に振ったり。



お昼は全て池上弁当
紫米が特徴の養生弁当

鯖弁当

豚のあばら揚げ弁当



台東の夕食は、原住民が経営をする野外レストラン、
猪の丸焼きや、魚の塩焼きや、山で採れた野菜等、
ここに来ないと食べる事が出来ない物も多く味も美味しく今度も来ようと思った




今回の巡検で私が一番楽しみにしていた授業が、鉱物探し。
この川に来るのは3度目、今回は絶対にガーネットを見つける!
と意気込んでいました。

学生さんが「有った―!」と、見せてくれた


先生もガーネットを見つけ、他は、パイライトを見つける学生が多かったです。
私も3度目の正直でガーネット発見しました。本気でうれしぃ。



瑞穂牧場で牛乳を飲みたかったけれども、製糖工場でアイス休憩、


巡検中、瑞穂温泉のいつもの民宿に二泊し(台東はビジネスホテルに一泊)


中庭の露天風呂で学生達が囲んで足湯をしながら歌を歌っていました


朝食のサンドイッチの具にサツマイモが、美味しかったです。

生徒は31人、楽しい(まとめるのがしんどかったけれども)巡検でした。

花蓮トレンチ(4日目)

9時出発で時間が有ったので周辺散策、
ホテル近所に有る日本統治時代の花蓮駅を見に行きました

今の花蓮駅は繁華街から少し外れに有ります


院生さん達は授業が有るからと昨夜台北へ戻ったので人数は減ったが
クリーニング作業はだいたい終わったので記載に向けての準備を始める



現場に行くと、かえるさんがトレンチ内の窪みを住処にしていた



何かの骨、犬かなぁ?




最終便のタロコ号で台北に戻りました

花蓮トレンチ(3日目)

8時半、クリーニング開始



鎌を使ってトレンチ内を耕す。へっぴり腰具合がよく解る



だいぶ掘れた



新しい断面をクリーニング



お昼のお弁当の写真を撮るのを忘れたのは疲れていたから



みんなの好意で和食のお店で夕食(70元)


蛸、山葵がよく効いているので涙が流れます(50元)


お刺身、冷凍じゃなかった(80元)



手前は茶碗蒸し(30元)、奥は冷奴(30元)
大豆豆腐じゃなくて、杏仁豆腐冷奴、削りカツオを肉そぼろがトッピング


寿司飯の酢加減は良かった


宴会続きだったのであっさり味に皆笑顔?


デザートは、30分並んでカキ氷を、人気のお店らしいよ。


キャラメルマキアート味のカキ氷(45元)


氷の下には、
豆花、仙草ゼリー、小豆、粉圓(小粒の団子)


粉圓ゆがく前の写真
ここの粉圓は、7種の餡がキャッサバに包まれています

7種全ては入っていないみたいで、味に偏りが有るので
皆で何色が何味とか推測しながら食べました


カキ氷の後は瑞穂牧場支店で牛乳を飲みながら街散策でホテルへ戻る